子育てパパのブログ日記（Blog・Trek）

Sankei Web　社会　ＪＡＬウェイズ機事故、引き続き落下物捜索　福岡県警(08/13 09:52)

ＪＡＬウェイズ機事故、引き続き落下物捜索　福岡県警.　福岡空港を離陸直後のＪＡＬウェイズ機から金属片が多数落下した事故で、福岡県警は１３日朝から落下物を捜索した。１２日夜には数十個の金属片を確認しており、落下した範囲などを詳しく調べる方針。（以下略）（共同）(08/13 09:52)

　一連の、JAL不祥事。８月だけでも数件の事故などが報道され、遂に「部品落下事故」でけが人が出た。
これほど連続して不祥事が続くのは何故なのか？

　前にも書いたが、７月２３日の「高度約８，２００メートルからの緊急降下事故」では、
『日航によると、二系統ある同機の与圧装置のうち一系統に不具合があることを出発前に発見。日航は、もう一系統で運航できると判断して午後七時に羽田空港を出発したが、午後八時ごろにこの一系統もトラブルを起こし、機内の気圧を制御できなくなった。』と報道があったが、つまりこれは「故障を承知で“まあ、大丈夫だろう”と言ってエアバス飛ばしたことになる。
JALは、驚くべき事に０５年３月には国土交通省から業務改善命令が下されていたにもかかわらず、こんな事を続けていたのです。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - ＜ＪＡＬ系機事故＞同型機の運航中止求めず　国交省

＜ＪＡＬ系機事故＞同型機の運航中止求めず　国交省　福岡市上空で起きたＪＡＬウェイズ５８便のエンジントラブル事故を受けて、対策本部を設置した国土交通省は１３日、福岡空港事務所やＪＡＬウェイズから情報収集を続けた。
同省は、直ちに重大事故につながる恐れはない「イレギュラー運航」ととらえており、同じエンジンを搭載した同型機の運航中止などは求めていない。（毎日新聞） - 8月13日20時7分更新

　　ＪＡＬは、最も問題の核心に居るのでしょうが、「国土交通省」も国民の命をどう守る気か？
　エンジンから火を噴きながら飛んだ飛行機を『重大事故につながる恐れはない「イレギュラー運航」』と判断した「国土交通省」の感覚をどう思います？
「国土交通省」は、下に引用したニュースにあるように、今年6月に「部品落下事故機」と同型エンジンに破損の恐れがあるとして、各航空会社に防止措置を取るよう求めていたとはいうものの、結局の所、国交省は「破損の恐れがある」ものを「2010年4月まで」運用し続けることを承認していたわけです。
なぜ、一日でも早く交換させないのか？

NIKKEI NET：主要ニュース

国交省、６月に同型エンジンの改善通達・ＪＡＬ系機部品落下　福岡空港を離陸直後のＪＡＬウェイズＤＣ10のエンジンから部品の破片が落下した事故で、国土交通省が、同機と同じ型のエンジンに破損の恐れがあるとして、各航空会社に防止措置を取るよう求める「耐空性改善通報（ＴＣＤ）」を出していたことが13日、分かった。ＴＣＤが出されたのは6月で、今回の事故は国交省が懸念していた通りの事態が起きていた可能性がある。（中略）日航によると、ＴＣＤは緊急の部品交換などを求めるものではなく、同社グループは「2010年4月までにエンジンの部品を改良型に交換する」と国交省に報告。国交省も了承しており、現時点では部品の交換はされていないという。〔共同〕

　「部品落下事故」でけが人が出たため、福岡県警は動いたが、国土交通省は３月に出した業務改善命令が効果を発していない状況を黙殺するつもりか！
日航は「自己治癒力」を失っているとしか思えない。
航空行政を所管し、国民の命を守る義務のある政府・国土交通省は日航を徹底的に洗い直す必要がある。
御巣鷹の祈りを無駄にしてはいけない。

【8/16追記】
　福岡県知事はまともな感覚をお持ちのようです。
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 「認識おかしい」と国批判　日航系機事故で福岡県知事

「認識おかしい」と国批判　日航系機事故で福岡県知事　ＪＡＬウェイズ機から多数の金属片が落下した事故で、麻生渡知事は１５日、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会が調査官を派遣しないと決めたことについて「市街地の真ん中にある空港。重大な事故ではないとの考えは非常におかしい」と批判した。やけどなどの軽傷者が出た福岡市東区のグラウンドを視察した際に述べた。　視察に先立ち、日本航空ジャパンの萱場成郎九州地区支配人らが福岡県庁を訪れ陳謝した際にも、麻生知事は「国は重大事故でないとの考え方で対処しようとしている。問題の多い認識だ」と話した。　萱場支配人は、知事に「県民や関係者に迷惑をかけ申し訳ない。できるだけ早く原因究明し安全な運航をしていきたい」と陳謝した。

【8/16追記2】
　小型セスナが「ガス欠」で不時着したら、国土交通省は事故調査委員会を派遣だって？？
　国土交通省は異常だ！国土交通省を調査する必要がある！！（怒）
Sankei Web　社会　小型機が牧草地に不時着　搭乗４人にけがなし　熊本(08/15 19:33)

小型機が牧草地に不時着　搭乗４人にけがなし　熊本.　１５日午後零時半ごろ、熊本県横島町の島原湾に面した牧草地に、小型機セスナＲ１７２Ｋ＝吉野浩三（よしの・こうぞう）機長（３７）＝が不時着した。乗っていた機長ら４人の男性にけがはなかった。　小型機は長崎県小値賀町の小値賀空港を午前１１時４０分に離陸して、熊本空港に向かう途中だった。不時着の際に衝撃はなく、機体の損傷もなかった。熊本県警によると、吉野機長は「飛行中にエンジンが止まった」と話したという。　国土交通省は燃料切れによるエンジン停止が原因とみている。同省航空・鉄道事故調査委員会は、事故につながる恐れのあるトラブル（重大インシデント）として、調査官２人を派遣した。

【8/18追記】またです。
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 新潟空港でＪＡＬ機無許可離陸、管制官も気づかず

新潟空港でＪＡＬ機無許可離陸、管制官も気づかず　日本航空の旅客機が今月１６日、新潟空港で航空交通管制官の最終許可が出ていないのに、離陸をしていたことが明らかになった。　別の管制官も最終許可が出ていないのに気づかず、離陸を許可していた。国土交通省では、日航に厳重注意した。　日航によると、この機は新潟発伊丹行きの日航２２５０便。旅客機は通常、離陸の際に、管制官からの離陸許可のほか、航空交通管制官から、レーダー画面上に機体が表示される際の識別番号を受け取った上で離陸することになっているが、同便はこの許可が出ていないことに気づかず、離陸していたという。　同便は、上空で改めて航空交通管制官から、機体の識別番号を受け、伊丹空港にほぼ定刻通りに着陸した。乗客にけがはなかった。　日航は今年１月２２日にも、北海道・新千歳空港で旅客機が管制官の許可なく離陸を始め、別の旅客機に追突しそうになるトラブルを起こした。

【参考】JALグループは、『CSR報告書2005（対象期間04年4月1日から05年3月31日）』（Corporate Social Responsibility：企業の社会的責任）を発行しています。
　冒頭には、JALグループ企業理念として下記のように記載してあります。
JAL企業情報 - CSR報告書2005

JALグループは、総合力ある航空輸送グループとして、お客さま、文化、そしてこころを結び、日本と世界の平和と繁栄に貢献いたします。（1）安全・品質を徹底して追求します（2）お客さまの視点から発想し、行動します（3）企業価値の最大化を図ります（4）企業市民の責務を果たします（5）努力と挑戦を大切にします

　この報告書の客観性、透明性、公正性をより高めるために、として下記のとおり「第三者意見」が掲載されています。
JAL企業情報 - CSR報告書2005

1. 信頼される企業か本報告書は、国土交通大臣からの事業改善命令（2005年3月）というグループにとって未曾有の嵐の中で作成されました。結果的に、企業としての原点に戻って理念を真摯に見直し（Act）、具体的な取り組み目標（Plan）を策定し、その取り組み（Do）を報告するという魂のこもった内容になりました。本来、企業理念を見直し再確認することから始まるべきCSR活動が、真正面から取り上げられた価値あるCSR報告書といえます。「CEOごあいさつ」は、頻発した安全上のトラブルへのお詫びから始まり、安全運航を基盤として企業理念を実践していく決意を表明、コミットしています。本文でも最初に「安全運航への決意」として、事業改善命令を受けるに至った事例の事実関係について隠さず説明し、要因･背景を分析し、反省し改善すべき点を明らかにした上で、それに基づく事業改善への様々な取り組み（Plan）について説明しています。今後は、責任を持って実行し（Do）、誠実に検証していく（Check）ことが信頼される企業としての最大のポイントとなります。

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｢｢｢｢｢｢｢｢｢｢｢｢　ついつい怒ってしまう記事リンク　｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣
　小矢部市の小１水死事件と、菊間アナ未成年飲酒事件
コラッ！毎日新聞、原爆黙とう記事で高野連に謝罪
菊間アナと、「ヤミ専従」と、ユニセフからピンハネした「経済産業省」
　阪神淡路大震災と「アスベスト」
　菊間アナと、日航機の８２００ｍ緊急降下事故
　ＪＲ福知山線脱線事故総括
　大阪市ヤミ専従への甘い対応〜菊間アナ問題と比較

((((((((((((((((((　郵政民営化問題記事リンク　))))))))))))))))))))
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　分空港を離陸直後のＪＡＬウェイズＤＣ10のエンジンから部品の破片が落下した事故で、国土交通省が、同機と同じ型のエンジンに破損の恐れがあるとして、各航空会社に防止措置を取るよう求める「耐空性改善通報（ＴＣＤ）」を出していたことが13日、分かった。ＴＣＤが

8月12日午後7時46分ごろ、福岡空港を離陸直後のホノルル行きJALウェイズ58便（DC10型機、乗員・乗客229人）が福岡市東区の上空を飛行中に、左主翼下の第１エンジンから出火した。同機は引き返し、午後８時２０分に福岡空港に緊急着陸した。同区内に航空機の部品とみられ

8月12日、この日はJALにとっては特別の日である。言うまでもなく「1985年8月12日」に起こったJAL123便の大惨事が起こった日である。ここの所（もう半年以上になる）ずっとトラブルを起こし続けているJAL。（中にはトラブルとは言い難い「重大インシデント」もある。）い

国土交通省（こくどこうつうしょう、英字表記:Ministry of Land, Infrastructure and Transport）とは、日本の中央省庁のひとつ。国土計画の他、河川、都市、住宅、道路などの建設推進・維持管理とい

ＪＡＬ機、搭乗橋にエンジン先端が接触　羽田空港 日本航空という会社はいったいどうなっているのだろう。 山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読んだのであの時代を思い出す。 最近の航空事故でJALだけが件数が突出している気がしてならない。 社内体制に問題がある

11月14日付けの日経新聞より 日本航空の社内紛争 旧ＪＡＬ　ＶＳ　旧ＪＡＳ　の軋轢が 収益面　安全面　成長面　でさまざまな 影響を及ぼしているとの事 また、経営陣がトップ外交を怠ったために 郵政公社がＡＮＡとの事業提携を結んだ事。 この「トップ外交