2005.10.28 Friday ブログをお引っ越ししました。
こちらにお越し下さい。
読書週間“活字離れに歯止めをかける”−学校への期待大?
: 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
・「読書の時間」を学校の授業科目にする
・生徒に読書への興味を持たせることができる教師を増やす
・新聞を使った教育を充実させる
・住民が必要とする数の公立図書館を設置する
・公立図書館の開館時間を長くする
・地域で本の読み聞かせをする場を増やす
・乳幼児に本をプレゼントする運動を広げる
・ブックフェアなど本に親しむイベントを各地で開催する
・その他
・とくにない、答えない
選択肢に、家庭の役割に関するものがありません。
子供が活字や読書に親しむための、最初のサポートは「家庭の役割」だと思うのですが、読売新聞の発想には、これが抜け落ちているのでしょうか?
確かに、学校での「読書」に教育効果があることは間違いありませんが、アンケートの設定が頼りない。
活字文化を背負って立つ気でいる新聞社が、こんな設問をしていてるようでは心許ない限りです。
小生、自分の子供に、なんとか読書の習慣をつけたくて、図書館の児童書コーナーで、子供が食いつきそうな本を一生懸命探します。
大人が読んでも面白そうな児童書がたくさん並んでいて羨ましく思いますが、TVゲームなど刺激の強い娯楽にならされた息子たちは、なかなか食いついてきません。
小学2年の次男が、ようやく「デルトラ・クエスト」シリーズに食いついてくれたので、なんとかこれをきっかけに、次々と面白い本を読む習慣が付けばいいと期待しています。
小生自身、純文学などこれっぽっちも読まないレベルの低い読書家ですが、それでも活字とか文章には愛着がありますから、息子たちもミステリーでも、ファンタジーでも何でもいいから楽しく本を読んでくれればと思います。
ところで、読売は「学校への期待大」としていますが、過大な期待は禁物です。
学校図書館法と言う法律があって、「学校図書館には司書教諭を置かなくてはならない」と定められています。
ただし、「当分の間、司書教諭を置かないことができる」という附則がついていたために、学校図書館法が制定された昭和28年から、ずっと「当分の間」が続き、司書教諭は配置されませんでした。
平成14年度から、12学級以上の小中高校に、司書教諭を置かなくてはならないと「学校図書館法」が改正されましたが、国語の先生が、司書教諭の免許を取って、他の業務と「兼任」して凌いでいることが多いようです。
ようやく、文部科学省は平成18年度から5年間で全国に1027人配置する方針を決めましたが、全国に小・中・高校が3万7千校あることを考えると、桁を間違っているのかと思ってしまいます。
5年もかけて、1千人の配置ではあまりにも少なすぎます。
これで、学校図書館が大きな役割を果たせるのでしょうか。
政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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読書週間 “本離れ”傾向変わらず…本社世論調査活字離れ歯止め策 学校への期待大 活字離れに歯止めをかけるための方法として効果的なものは何かを聞いたところ、「『読書の時間』を学校の授業科目にする」40%が最も多かった。次いで「読書への興味を持たせる教師を増やす」28%、「新聞を使った教育を充実させる」23%――などが続いた。 「読書の時間」については、文部科学省の03年度の調査によると、朝の始業前や授業時間などを利用して読書した公立学校は、小学校88%、中学校74%、高校33%、となっている。 文字・活字文化の振興を図るための「文字・活字文化振興法」については、「期待している」は計36%だった。『最近、活字離れの傾向が著しいという指摘があります。活字離れに歯止めをかけるための方法として、あなたが、とくに効果的だと思うものがあれば、次の中から、いくつでもあげて下さい。』と言う読売新聞の世論調査回答の選択肢は以下のとおりです。
・「読書の時間」を学校の授業科目にする
・生徒に読書への興味を持たせることができる教師を増やす
・新聞を使った教育を充実させる
・住民が必要とする数の公立図書館を設置する
・公立図書館の開館時間を長くする
・地域で本の読み聞かせをする場を増やす
・乳幼児に本をプレゼントする運動を広げる
・ブックフェアなど本に親しむイベントを各地で開催する
・その他
・とくにない、答えない
選択肢に、家庭の役割に関するものがありません。
子供が活字や読書に親しむための、最初のサポートは「家庭の役割」だと思うのですが、読売新聞の発想には、これが抜け落ちているのでしょうか?
確かに、学校での「読書」に教育効果があることは間違いありませんが、アンケートの設定が頼りない。
活字文化を背負って立つ気でいる新聞社が、こんな設問をしていてるようでは心許ない限りです。
◆
小生、自分の子供に、なんとか読書の習慣をつけたくて、図書館の児童書コーナーで、子供が食いつきそうな本を一生懸命探します。
大人が読んでも面白そうな児童書がたくさん並んでいて羨ましく思いますが、TVゲームなど刺激の強い娯楽にならされた息子たちは、なかなか食いついてきません。
小学2年の次男が、ようやく「デルトラ・クエスト」シリーズに食いついてくれたので、なんとかこれをきっかけに、次々と面白い本を読む習慣が付けばいいと期待しています。
小生自身、純文学などこれっぽっちも読まないレベルの低い読書家ですが、それでも活字とか文章には愛着がありますから、息子たちもミステリーでも、ファンタジーでも何でもいいから楽しく本を読んでくれればと思います。
◆
ところで、読売は「学校への期待大」としていますが、過大な期待は禁物です。
学校図書館法と言う法律があって、「学校図書館には司書教諭を置かなくてはならない」と定められています。
ただし、「当分の間、司書教諭を置かないことができる」という附則がついていたために、学校図書館法が制定された昭和28年から、ずっと「当分の間」が続き、司書教諭は配置されませんでした。
平成14年度から、12学級以上の小中高校に、司書教諭を置かなくてはならないと「学校図書館法」が改正されましたが、国語の先生が、司書教諭の免許を取って、他の業務と「兼任」して凌いでいることが多いようです。
ようやく、文部科学省は平成18年度から5年間で全国に1027人配置する方針を決めましたが、全国に小・中・高校が3万7千校あることを考えると、桁を間違っているのかと思ってしまいます。
5年もかけて、1千人の配置ではあまりにも少なすぎます。
これで、学校図書館が大きな役割を果たせるのでしょうか。
政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
専任司書教諭1千人を配置、小中で読書指導へ 文部科学省は22日、小中学校での読書活動の指導などに当たる専任の司書教諭を、来年度から5年間で全国に1027人配置する方針を決めた。 司書教諭は学級担任教諭などとの併任とされることが多く、文科省が専任の司書教諭枠を教職員の配置計画に設けるのは初めて。(略)財政当局の理解が得られれば、来年度から毎年約200人ずつ、全国に司書教諭を配置していく方針だ。(略)具体的には、小学校の場合は24学級、中学校では21学級に0・5人の割合で司書教諭の枠を設ける。(略) 司書教諭は、学校図書館の管理・運営や読書指導について、一定の研修を受けた教員から教育委員会や校長が発令する。1997年の改正学校図書館法により、12学級以上の学校に配置することが義務づけられた。2003年度の文科省調査では、小学校の55%、中学校の52%に計約2万4000人の司書教諭が配置されている。だが、その多くは学級担任などとの兼任で普段の学級・教科指導に忙しく、十分な読書指導が出来ないとの指摘が出ていた。(2005年10月23日3時4分 読売新聞)
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