2005.07.06 Wednesday ブログをお引っ越ししました。
こちらにお越し下さい。
小矢部市の小1水死事件と、菊間アナ未成年飲酒事件(Vol.3)
富山県小矢部市の小矢部川で、7月1日に同県南砺市城端の用水路付近で行方不明になった同市立城端小1年、高田裕矢君(6)が遺体で発見された事件。
私は、子供を持つ親として、この事件が軽く扱われることがいたたまれなくて2回ブログに書き込んできましたが、とうとうテレビも新聞も報道しなくなりました
改めて訴えます。高田裕矢君は豪雨災害の被害者ではなく、学校の不手際で命を失ったのです。事故ではなく事件なのです。
1 もう一度事件を整理します。
■城端小1年、高田裕矢君たちは、水泳の授業で、学校外にある温水プールに教師3人の引率で出かけていました。
■水泳の井授業が終わった時点で、豪雨で30センチも冠水した道路を、3人の引率教諭は、列も作らせずに子供を学校まで移動させました。
■高田君は、あふれた水の圧力で用水路のフタがはずれた隙間に転落して流されたらしいが、高田君が行方不明になったことも教師達は気づいていなかったという
■もう一人の児童もはまりかけたところを、引率教諭ではなく、近くの児童センターで偶然目撃した人が危うく救出したそうだ。
2 事件後の学校関係者の対応
■教頭は「豪雨の予想は難しかった」とインタビューに答えていたが、予想も何も、目の前で洪水になっている中、子供を危険な状況に遭遇させたことが問題で、予想できたかどうかが問題ではない。
子供の命を預かる学校としては、万死に値する不手際である
また、県西部南に大雨洪水警報が出ていたが、教頭は「警報をテレビなどでずっと確認している訳でないので、知らなかった」としている。
■校長も記者会見で「引率に問題があったと、子供から離れたことが間違いだった」旨た発言していたが、それ以前に、豪雨の中、冠水し濁流の中を小学1年生に移動させたことがそもそも判断誤りである。校長は状況認識できていない。
■城端小では保護者を含む集会が開かれ、校長が「高田君が命の大切さを教えてくれた」と発言した旨報道があったが、極めて無神経な発言である。
■7月3日に校長と担任が高田君の自宅を訪れ謝罪した。
3 その他
■マスコミは「事故」として、小さな扱いをしている。JR福知山線脱線事故のように規模の大きい事件では原因解明や責任追及をこぞって迫るが、単に「<大雨被害>富山の小1遺体で発見」で終わらせてマスコミの責任を果たしたと言えるのか。マスコミのさじ加減で、大事件になったり、単なる<大雨被害>となる。命の重さをマスコミが決めることができるのか。
■市教育委員会、県教育委員会、文部科学省は、今回の事件を検証しておかないと、また同じ事が起こる
■司直は、引率教諭の業務上過失致死の摘要も視野に入れた原因解明や責任追及も考えられるのではないか
郵政民営化のニュースが新聞やテレビで大々的に報道されていますが、法案が採決されようが、否決されて国会が解散になろうが命を失われることはありません。
1人の子供が亡くなったことの重みを私は無視できません。親御さんの悲しみはいかほどのものか。
改めて衷心よりご冥福をお祈りいたします。
共感していただける方がおられましたら、事件の重大性について機会を捉えて発信していただければと思います。
スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能
これほど大々的に取り上げられ、菊間アナは、社会的な制裁も受けています。
かたや、城端小の校長以下関係者は、大きく報道されることもなく済んでおります。
世の中の矛盾を感じます。
【菊間アナ追加報道】
菊間アナ聴取、立件ならフジ再処分 (日刊スポーツ) - goo ニュース
【追記】同様の子供の命に関わる事件で、保育士が送検されました。Sankei Web 産経朝刊 多摩川の園児水死 保育士2人書類送検へ 「危険の認識はあった」(08/12 05:00)
「小1水死事件」これまでの記事リンク
許せない引率教諭−富山の小1遺体で発見
小矢部市の小1、水死事件 Vol.2
教育問題記事リンク
日経新聞の教育問題を読んで
学力低下
「女王の教室」論争って?
「女王の教室」で”起立、礼、着席”
中山文科相が開会式で野球留学批判―自分を生かすとは?
「「「「「「「「「「「「 ついつい怒ってしまう記事リンク 」」」」」」」」」」」」」」」
菊間アナと、「ヤミ専従」と、ユニセフからピンハネした「経済産業省」
コラッ!毎日新聞、原爆黙とう記事で高野連に謝罪
阪神淡路大震災と「アスベスト」
JR福知山線脱線事故総括
悪徳リフォーム許すまじ!明治安田生命保険も!
気になるニンテンドーDSのCM
菊間アナと、日航機の8200m緊急降下事故
大阪市ヤミ専従への甘い対応〜菊間アナ問題と比較
私は、子供を持つ親として、この事件が軽く扱われることがいたたまれなくて2回ブログに書き込んできましたが、とうとうテレビも新聞も報道しなくなりました
改めて訴えます。高田裕矢君は豪雨災害の被害者ではなく、学校の不手際で命を失ったのです。事故ではなく事件なのです。
1 もう一度事件を整理します。
■城端小1年、高田裕矢君たちは、水泳の授業で、学校外にある温水プールに教師3人の引率で出かけていました。
■水泳の井授業が終わった時点で、豪雨で30センチも冠水した道路を、3人の引率教諭は、列も作らせずに子供を学校まで移動させました。
■高田君は、あふれた水の圧力で用水路のフタがはずれた隙間に転落して流されたらしいが、高田君が行方不明になったことも教師達は気づいていなかったという
■もう一人の児童もはまりかけたところを、引率教諭ではなく、近くの児童センターで偶然目撃した人が危うく救出したそうだ。
2 事件後の学校関係者の対応
■教頭は「豪雨の予想は難しかった」とインタビューに答えていたが、予想も何も、目の前で洪水になっている中、子供を危険な状況に遭遇させたことが問題で、予想できたかどうかが問題ではない。
子供の命を預かる学校としては、万死に値する不手際である
また、県西部南に大雨洪水警報が出ていたが、教頭は「警報をテレビなどでずっと確認している訳でないので、知らなかった」としている。
■校長も記者会見で「引率に問題があったと、子供から離れたことが間違いだった」旨た発言していたが、それ以前に、豪雨の中、冠水し濁流の中を小学1年生に移動させたことがそもそも判断誤りである。校長は状況認識できていない。
■城端小では保護者を含む集会が開かれ、校長が「高田君が命の大切さを教えてくれた」と発言した旨報道があったが、極めて無神経な発言である。
■7月3日に校長と担任が高田君の自宅を訪れ謝罪した。
3 その他
■マスコミは「事故」として、小さな扱いをしている。JR福知山線脱線事故のように規模の大きい事件では原因解明や責任追及をこぞって迫るが、単に「<大雨被害>富山の小1遺体で発見」で終わらせてマスコミの責任を果たしたと言えるのか。マスコミのさじ加減で、大事件になったり、単なる<大雨被害>となる。命の重さをマスコミが決めることができるのか。
■市教育委員会、県教育委員会、文部科学省は、今回の事件を検証しておかないと、また同じ事が起こる
■司直は、引率教諭の業務上過失致死の摘要も視野に入れた原因解明や責任追及も考えられるのではないか
郵政民営化のニュースが新聞やテレビで大々的に報道されていますが、法案が採決されようが、否決されて国会が解散になろうが命を失われることはありません。
1人の子供が亡くなったことの重みを私は無視できません。親御さんの悲しみはいかほどのものか。
改めて衷心よりご冥福をお祈りいたします。
共感していただける方がおられましたら、事件の重大性について機会を捉えて発信していただければと思います。
スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能
菊間アナ フジ社長に涙を流して謝罪 NEWSの未成年メンバー(18)を、フジテレビの菊間千乃アナウンサー(33)が誘い飲酒した問題で、フジテレビ村上光一社長は22日、都内での定例会見で菊間アナが涙を流して謝罪したことなどを明らかにした。 事件発覚後に菊間アナから「謝罪したい」と面会の申し入れがあり、「ご迷惑をおかけしました」と終始泣きっ放しだったという。村上社長は「深夜1時にタレントを誘うのはどうかと思う」と厳重注意をしたと述べた。 社長の立場から「ご迷惑おかけした皆様、視聴者に深くおわびします」と重ねて謝罪。「近々に(警察の)事情聴取があるという話も聞いている。もしそうなった場合には当事者としてきちんと対応させる」とした。 減給と番組“降板”にとどまった菊間アナの処分に関しては「今後、立件などがあって再考しなければならないことがあれば考えますが、今のところ(新たな処分は)ありません」。菊間アナの未成年飲酒問題では、近く警察の事情聴取があるとの報道がありました。
これほど大々的に取り上げられ、菊間アナは、社会的な制裁も受けています。
かたや、城端小の校長以下関係者は、大きく報道されることもなく済んでおります。
世の中の矛盾を感じます。
【菊間アナ追加報道】
菊間アナ聴取、立件ならフジ再処分 (日刊スポーツ) - goo ニュース
菊間アナ聴取、立件ならフジ再処分logo 2005年 7月23日 (土) 11:26 フジテレビ村上光一社長(65)は22日、人気グループNEWSの未成年メンバー(18)と飲酒した問題で、フジテレビの菊間千乃アナウンサー(33)が近く、宮城県警からの事情聴取を受けることを明かした。都内で行われた定例会見で「近々に事情聴取があるという話を聞いていますが、当然事件の当事者にきちんと対応させたい」と語った。
【追記】同様の子供の命に関わる事件で、保育士が送検されました。Sankei Web 産経朝刊 多摩川の園児水死 保育士2人書類送検へ 「危険の認識はあった」(08/12 05:00)
多摩川の園児水死 保育士2人書類送検へ 「危険の認識はあった」 東京都世田谷区の区立兵庫島公園で昨年十一月、園外保育で遊びに来ていた区立新町保育園の佐藤知香ちゃん=当時(6つ)=が多摩川に転落し水死した事故で、警視庁捜査一課と玉川署は十一日、業務上過失致死容疑で事故当時現場にいた保育士二人(三十四歳と三十二歳、ともに依願退職)を書類送検する方針を固めた。二人はこれまでの事情聴取に「危険の認識はあった」と供述しているという。捜査一課は当時の園長(56)と主任保育士(56)についても刑事責任を問えるか詰めの捜査を進めている。
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「小1水死事件」これまでの記事リンク
許せない引率教諭−富山の小1遺体で発見
小矢部市の小1、水死事件 Vol.2
教育問題記事リンク
日経新聞の教育問題を読んで
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「女王の教室」論争って?
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悪徳リフォーム許すまじ!明治安田生命保険も!
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