子育てパパのブログ日記（Blog・Trek）

森氏「愚かな議員がいっぱい」　２１日に召集される特別国会を前に、衆院の自民党新人議員８３人を対象にした研修会が２０日、東京・永田町の党本部で開かれた。（略）　森氏は都内で開かれた森派議員のパーティーであいさつし「歳費がこれだけもらえてよかったとか、宿舎がこんなに立派でよかったとか、こんな愚かな議員がいっぱいいる」と新人議員を批判し始めた。名前こそ出さなかったものの、当選した喜びのあまり、テレビ取材などで奔放トークを繰り広げた杉村太蔵氏らにあてた発言とみられる。　さらに、森氏は「名前だけ入れといて（選挙運動をせず）当選した人もいる。内心じくじたる思いだ」と続け、比例で当選した４７人のうち、党の地滑り的な大勝で当選した一部の新人にまで不快感を示した。　小泉首相は、新人について「派閥に所属しなくていい」とし、従来は派閥が担ってきた「情報共有」などの機能を執行部が代行、党全体の脱派閥化を進めるのを狙って勉強会をこの日、スタートさせた。（略）　“開校”初日から小泉首相は「人生いろいろ。候補者もいろいろ。議員もいろいろ。選挙区もいろいろ」などとご機嫌で得意のフレーズを披露し、新人の拍手を浴びた。研修会は当面、週２〜４回のペースで開催し、国会議員の心得や党の政策決定の仕組み、重要政策課題などについて党幹部が講義。その後も派閥総会と同様に週１回の形式で開く。　関係者によると、研修に使われた資料には「取材には常に笑顔」「高価なブランドものは身につけない」「好感が持てるフレーズとして“責任の重さに身が引き締まる思いです”」などが挙げられていた。　「誤解を招くことがあってはいけない」として武部勤幹事長から“取材自粛指令”が下っていた杉村氏は研修後、「あす（２１日）から頑張ります」と繰り返し、教え通り？足早に立ち去った。（略）[ 2005年09月21日付　紙面記事 ]

「料亭行きたい」「JR全部ただ」「タナボタって僕のためにある言葉」などのお気楽発言で一躍有名になってしまった「杉村太蔵」衆議院議員。
　武部幹事長に怒られたそうだが、初登院を伝えるＴＶ映像を見た限り、全然こたえていない。
　最近のお笑いブームが国会まで広まってしまった感じ・・（トホホ）

　「杉村太蔵」君は「昨日お父さん、お母さんと会って、『お前を品よく育てた覚えはない。お前らしくやって、ダメならいいじゃないか』と励まされました」とも言っていた。
　２６歳の国会議員が自分の父母を「父、母」と呼ぶ常識もまだ身に付いていないとは・・・。
　自民党も新人研修会がたいへんだ・・・

　失言癖のある森喜朗・元総理の「愚かな議員がいっぱい」発言も、失言に聞こえない。
　亡くなった後藤田正晴氏も、天国で怒ってるだろうなぁ。

　まあ、数あわせに近かった「杉村太蔵」候補まで当選するほど今回の選挙は凄かったのだろうけど、「杉村太蔵」君といい、自民党の候補切れで社民党の保坂展人氏が当選したことなど、異常現象が起きる可能性を考えて、どの政党も次回以降の選挙に備えて欲しいものです。

　「杉村太蔵」君も、一応「自分の力で、２０代の投票率を上げたい」と政治家らしい抱負も語っていたけど、歳費をもらうんだから憲法前文を読み直して真剣に頑張れ。
　このままオチャラケていたら、納税者もマスコミも、いつまでも優しくはできないよ。

【憲法前文抜粋】
「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」

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