子育てパパのブログ日記（Blog・Trek）

後藤田正晴二十世紀の総括

asahi.com- おくやみ

後藤田正晴氏が死去　副首相や官房長官を歴任　2005年09月21日10時28分　副首相や官房長官などを歴任し、冷静な判断力から「カミソリ」との異名を持った後藤田正晴（ごとうだ・まさはる）氏が１９日夜、東京都内の病院で死去した。９１歳だった。
　後藤田正晴・元副首相氏が逝去されました。

　「タカ派の元警察官僚」「カミソリ」と呼ばれたぐらいだから、よほど周りからは畏怖されたのでしょうが、近年テレビで拝見した穏やかな姿からは想像できません。
　行財政改革の象徴的存在として自民党内はもとより野党からも尊敬を集めた後藤田正晴氏は、ドロドロとしていた自民党にあって、「道理」を大切にした異彩を放つ政治家だったと思います。

　内務官僚出身と言えば、少々怖い感じがしますが、後藤田正晴氏は、中曽根政権での官房長官時代の「イラン・イラク戦争時」にタンカー護衛のため自衛隊の海外派遣問題に前向きな中曽根総理に対し、「日本の今までの憲法に基づく国是と違った結果になる恐れがある」などと進言し、中曽根首相に派遣を断念させ、近年ではブッシュ大統領の対テロ施策やイラク施策を批判し、自衛隊のイラク派遣にも疑問を投じておられました。

　自民党にあって「外交ハト派」の中心的な存在として護憲の理念を貫いた後藤田正晴氏は、
　「憲法前文と日本国憲法の九条というものは、一国平和主義という閉鎖的なものではありません」
と言いきっておられます。
　巨大与党が誕生した今こそ再考すべき政治家の姿だと思います。

　戦争を体験した世代の政治家、巨星が逝ってしまわれたことを心から悼むものであります。

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後藤田正晴氏が亡くなられた。大変残念なことだ。とうとう、憲法と国際法が理解できないまま逝ってしまわれたのだろうから。 このような<font color=blue>＜ふざけたコメント＞</font>は日本では（否、中国や韓国という「大義名分重視の自己中の「中」の