子育てパパのブログ日記(Blog・Trek)

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作家・室井佑月さんの子育てコラムに感動!
 9月20日付け日経新聞夕刊に「こどもと育つ」というコラムがあって、作家の室井佑月さんが、子育てについて持論を述べられていました。。
 あまりにステキでCOOLな文章なので、下に引用しちゃいます。(日経新聞さんゴメンなさい)

作家・室井佑月(むろい・ゆづき)とにかく格好良くなきゃ

 世間一般でいわれている良い母親であるということを、あたしがあきらめてどのぐらいたつだろうか。たしか息子が一人でウンコをできるようになってからだから、もう半年にはなるだろう。母親らしい母親になろうと一応頑張ってみたものの、それはあたしに向いてなかった。
 不器用なあたしは、母親としても、仕事を持つ社会人としても、すべてにおいて中途半端な人間になってしまった。
 「これではいかん!」と思ったのが半年前。それからはオリジナルの母親像を目指し、日々精進している。

 仕事時間が不規則なため、あたし以外の家族、息子、じいちゃん、ばあちゃんの健康的な生活を妨害しているという理由から、住居とはべつに仕事部屋を借りさせられた。早朝や深夜の仕事がつづくとき、あたしだけが家族と離れ仕事部屋で生活をしている。
 あたしは仕事部屋から息子に会いにゆく。原稿の締め切りが立て込んでいる月末などは、顔を見にゆくといったほうが正しいかもしれない。
 そんな日ばかりではなく一日中家族と過ごすこともあるけれど、普通の母親にとってそれが当たり前なわけで、やはりあたしは規格外の母親ということになるんだろう。
 しかし、世間常識から外れているものの、あたしは息子の母親であり、やつの前で胸を張って、
「あたしがおまえの母親だ」
 いつもそういえる自分でなければと考えている。けれど、その思いの行方も、ほかの母親とちょっとズレているんだろうな。
 あたしにとってそういえる決め手は、今の自分が恥ずかしくない生き方をしているかどうかということ。
息子のきれいな瞳に映る自分は、絶対にきれいな人間でなくてはと思っている。
自分の人生をのろっているような、どんよりした人間であってはならないと。

 息子のいちばん身近な大人であるあたしは、とにかく格好良くなきゃ。もちろん、逆に「母ちゃんてどうよ?」といわれる恐れもあるわけだけど。
 そのときは素直に謝ればいっか。親子なんだから、謝れば済むでしょう? そう考えるあたしは甘いかな。
 そういえば先週、徹夜がつづき、
「もう仕事したくねー」
 と泣いていたら、息子に肩をたたかれ、
「頑張れや。僕が大きくなったら、手伝ってやっからよ」
 といわれた。あたしは思わず、
「格好良い!」
 と息子にしがみついてしまった。あらがう息子を羽交い締めにして、キスの嵐をお見舞いした。
 あたしではなく、息子が格好良くなってきた気がする。それならそれで万々歳よ。
 基本的な社会のルールや道徳は、じいちゃんとばあちゃんに習っているようだし、じつはあたし、
「弱い者イジメはするな」
それしか息子に教えていなかったりする。最も大事なことだと思うから。 やつが将来、格好良い大人になるために。
 小生、室井佑月さんにシビレました。
小生は、3人の子供の「とうちゃん」だけれど、室井ママの言葉に感激と反省・自己批判。
『息子のきれいな瞳に映る自分は、絶対にきれいな人間でなくてはと思っている。
自分の人生をのろっているような、どんよりした人間であってはならないと。』とは、小生の弱い心に槍のように突き刺さった。参りました。降参です。

 室井佑月さんは、11月半ばにすい臓の腫瘍摘出手術を受けるそうですが、そんな心配事は微塵も感じさせない屈託のない文章は、なんとも清々しい。

 「どんよりした人間」を絵に描いたような自分が嫌になります。
 小生も「オリジナルの父親像」を見つけなければ・・・・・。

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