子育てパパのブログ日記（Blog・Trek）

デイリースポーツonline

（略）　愛知県警銃器薬物対策課と警視庁組織犯罪対策五課は十八日、覚せい剤取締法違反（所持）の現行犯で、衆院愛知７区で落選した民主党の元衆院議員小林憲司(41)ら三容疑者を逮捕した。
小林容疑者が現職議員だった三月、愛知県警と警視庁に「薬物を使用している」と情報提供があり、捜査していた。小林容疑者宅の家宅捜索では、アルミ箔（はく）に載せた覚せい剤のほか、吸引に使うストローが見つかった。　私設秘書らは小林容疑者の高校時代の同級生で、「自分が購入した」と供述、覚せい剤の調達役だったとみられる。県警は瀬戸市の事務所など三十数カ所を家宅捜索し、入手先を追及している。（略）

　今朝の朝刊によると、小林憲司・前民主党国会対策副委員長は、前回当選時の選挙中、選挙カーで吸引して街頭演説したとも書かれています。

　小林容疑者逮捕ほどヒドイ話もないのですが、気になったのは逮捕の時期です。
　「小林容疑者が現職議員だった三月、愛知県警と警視庁に「薬物を使用している」と情報提供があり、捜査していた。」とのことだが、日本国憲法第５０条で保障されている「不逮捕特権」があるから国会開会中は遠慮したのだろうし、総選挙中の逮捕も影響が大きすぎるから、この時期の逮捕に至ったのでしょうか。

　しかしながら、重要法案の審議に「薬物を使用している」が参加していては国会の権威は守れません。
　結果的に小林容疑者は現行犯逮捕になりましたが、現行犯逮捕の場合は不逮捕特権は認められていないのですから、国会開会中であろうと、警察は「薬物使用議員」を放置せず逮捕の決断をすべきだったのではないでしょうか。

　とはいえ、郵政民営化法案を審議する国会開会中に、民主党国会対策副委員長が逮捕されていたら大変なことになっていたでしょうね。
　また、国会解散後、選挙公示までに逮捕となっていたら、民主党はもっと酷いことになったかもしれませんね。

中日新聞 - 2005年9月11日：小林憲司さん（民前）は労組票を固めたが、無党派層にいまひとつ浸透しきれなかった。「猛省し、次の戦いに備える」と敗戦の弁を語った。

　小林容疑者が、落選したことが不幸中の幸い（？）でした。


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