2005.10.20 Thursday ブログをお引っ越ししました。
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文化財盗の男に懲役7年、高松塚を劣化させた文化庁の罪は(怒)
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この判決を聞いて思い起こすのは、高松塚古墳や、キトラ古墳の壁画を劣化させてしまった「文化庁」
文化財に「取り返しのつかない損害を与えた」ことでは、この男以上に罪深い。
それも、下に引用した記事のとおり、「現状では安定していると判断される」として劣化を隠す発表までしています。
文化庁との関係を見直すとか言ってる明日香村は、「文化財保護法」違反で文化庁を告訴したらいい!
(文化財保護法)
第195条 重要文化財を損壊し、き棄し、又は隠匿した者は、5年以下の懲役若しくは禁錮又は30万円以下の罰金に処する。
第200条 (略)重要文化財、重要有形民俗文化財又は史跡名勝天然記念物の管理、修理又は復旧の施行の責めに任ずべき者が怠慢又は重大な過失によりその管理、修理又は復旧に係る重要文化財、重要有形民俗文化財又は史跡名勝天然記念物を滅失し、き損し、衰亡し、又は盗み取られるに至らしめたときは、30万円以下の過料に処する。
文化庁の「怠慢・過失」を放置することは、我が国の文化レベルを貶めることになると思います。
即ち、日本の恥だと思います(怒!)
関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
文化財盗の男に懲役7年 奈良地裁五条支部 (共同通信) 京都市の大徳寺から豊臣秀吉と徳川家康が対局に使ったとされる碁盤を盗むなど、文化財や古美術品を専門に計約8700万円相当を盗んだとして窃盗罪に問われた大阪市の会社員福田信三被告(62)に対し、奈良地裁五条支部は20日、懲役7年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。 判決理由で小林秀和裁判官は、(略)「被害品の大半は返還不能で、文化財の散逸という取り返しのつかない損害を与えた」と指摘した。(略)[ 2005年10月20日13時54分 ]室町時代の鉄製刀つば「鉄鍔(てつつば)」(国の重要文化財)、日本最古とされる南北朝時代の日の丸など、計約130点を盗んだ男に、懲役7年の判決が言い渡されました。
この判決を聞いて思い起こすのは、高松塚古墳や、キトラ古墳の壁画を劣化させてしまった「文化庁」
文化財に「取り返しのつかない損害を与えた」ことでは、この男以上に罪深い。
それも、下に引用した記事のとおり、「現状では安定していると判断される」として劣化を隠す発表までしています。
文化庁との関係を見直すとか言ってる明日香村は、「文化財保護法」違反で文化庁を告訴したらいい!
(文化財保護法)
第195条 重要文化財を損壊し、き棄し、又は隠匿した者は、5年以下の懲役若しくは禁錮又は30万円以下の罰金に処する。
第200条 (略)重要文化財、重要有形民俗文化財又は史跡名勝天然記念物の管理、修理又は復旧の施行の責めに任ずべき者が怠慢又は重大な過失によりその管理、修理又は復旧に係る重要文化財、重要有形民俗文化財又は史跡名勝天然記念物を滅失し、き損し、衰亡し、又は盗み取られるに至らしめたときは、30万円以下の過料に処する。
文化庁の「怠慢・過失」を放置することは、我が国の文化レベルを貶めることになると思います。
即ち、日本の恥だと思います(怒!)
関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
文化庁 白虎退色確認せず“放置” (略) 奈良県明日香村の国宝、高松塚古墳壁画(8世紀初め)の劣化問題で、文化庁は現在、1987年に刊行した壁画修理の報告書の中で既に「白虎」像の退色などを情報公開しているとの立場をとってきたが、当時の同庁には「退色している」という認識がなかったことが、関係者の証言で明らかになった。また、97年には「壁画は72年の発見当時のまま保たれている」と記者発表をしていたが、この時点では、逆に壁画の状態が変化しているのを認識していたこともわかった。劣化に関しては、文化庁の事なかれ主義的体質が改めて浮き彫りになった。(略) 文化庁は昨年、過去に撮影された写真を比較して壁画の劣化状態を調査。壁画発見以後わずか8年後の80年末には、白虎の退色が始まっていたことを確認した。しかし、その白虎の写真を掲載した修理作業の報告書「国宝高松塚古墳壁画―保存と修理―」の本文には、彩色面は「現状では安定していると判断される」と記されていた。 この点について、当時、文化庁主任文化財調査官として壁画保存の実務責任者を務めていた執筆者の渡辺明義・文化審議会文化財分科会長(壁画の「恒久保存対策検討会」座長)は「あのころは、退色しているという意識は全くなかった」と話した。(略) 前主任文化財調査官の林温・慶大教授によると、その後、97年までに、壁画の点検を行っている担当者レベルでは、白虎が見えにくくなっていることに気付いていた。
このため、壁画発見25周年の写真公開にあたり、壁画保存を担当する文化庁美術工芸課(現美術学芸課)内で、壁画の状況について、どうマスコミにコメントするかを検討。発見時より著しく色が薄くなっていたが、「退色していることが(科学的に)確認されたわけではなく、単に見えにくくなっているだけかもしれない」として、「壁画は当初のまま維持されている」との見解を示すことになったという。(略) 辰巳和弘・同志社大教授(考古学)の話「劣化を把握し、対策を講じることが管理者である文化庁の職務であり、それがなされなかったのは怠慢としか言いようがない。管理責任を認めて、保存態勢を根本的に見直す必要がある」(2005年09月26日 読売新聞)