2005.09.12 Monday ブログをお引っ越ししました。
こちらにお越し下さい。
総選挙結果分析、民主党惨敗!
民主党の惨敗には驚きました。
まるで、土日にあった「阪神」−「広島」戦の「広島」の戦いぶりのようでした。
特に土曜日に、10四死球、5失策で阪神に21対2で負けた「広島」を思わせます。
相手の強さもさることながら、自軍が招いたピンチでことごとく失点を重ねていました。
さて、そもそも、郵政民営化は小泉総理の30年来の専売特許ですが、民主党がお株を奪うチャンスはありました。
民主党代表選挙や総選挙の公約で、郵政三事業の民営化の必要性を訴え続けていた民主党・松沢成文衆議院議員(現・神奈川県知事)が、「超党派で勉強会を作って直接国民に訴えましょう」と小泉氏に呼びかけ、民主党議員が中心の「郵政民営化研究会」を立ち上げ、最終的には民営化への青写真を示した『郵政民営化論』(PHP出版 1999年)を出版するに至った経緯があります。
この「郵政民営化研究会」のメンバーは、ほとんどが民主党議員だったのですから、民主党は先の国会で郵政民営化に関する「対案」はすぐにでも出せたはず。
なのに対案を出せなかったのは、旧自由党のような右派勢力から、旧社会党の左翼勢力まで、あまりにも幅広い寄り合い所帯であったことと、旧民社党系労組、旧社会党系労組の組織票を無視できなかったことなど、民主党ならではの党内事情があるようですね。
結局、自民党から「民主党は郵政民営化に対案さえ出さなかった」と挑発され、選挙戦が始まってから郵政民営化について
* 枝野幹事長代理「郵貯・簡保を縮小し、8年間で8万人の人員のリストラをやる」
* 小沢一郎副代表「貯金と簡易保険は民営化の方向で考えるべきだ」
* 鳩山由紀夫民主党元代表「郵貯、簡保は基本的に民営化だ」
などの発言が次々と飛び出しました。
一方で、
岡田代表がテレビ番組で、「8万人リストラ」発言について、「枝野氏が8万人と言ったわけではない」と否定的見解を述べ、
川端幹事長も枝野氏の発言に対して「党としてはそこまで踏み込んでいない」と打ち消しに躍起になるなど、党内のブレが国民に透けて見えてしまいました。
また、自民党に提案した「1対1の党首討論」を拒否された際に、岡田代表が、「2大政党の時代だ。『他党もある』という形式的な理由で討論を逃げるのはやめてもらいたい」と、共産党や社民党などの存在を否定するがごとき発言をしたのもまずかった。
民主党から無視された共産党からは「増税を競い合う自民・公明と民主党」として消費税増税路線を攻撃され、社民党からも「自民と民主はカレーライスとライスカレーぐらいの違いしかない。」などと言われ、憲法改正への姿勢などを攻撃されました。
選挙結果を見ると、共産党が現状維持、社民党が議席を増やしましたが、本来民主党に流れるべき「反小泉票」を共産、社民に奪われたのかもしれません。
自民党優勢が伝えられる中、投票日3日前に「議員年金廃止」や「衆院比例区の定数80削減」などを掲げた「日本刷新・政治改革アクションプラン」を発表しましたが、時すでに遅し。
ろくに報道もされずに「プラン」は日の目を見ないまま投票日を迎えることになりました。
前週に発表しておけば、投票日一週間前の週末のテレビ討論でアピールできたのに、惜しいことをしました。
北海道内では民主党は比例代表の票数で一位を保ち、「民主党王国」の座を守ったとされています。
しかしながらこの現象は、比例区の新党大地・鈴木宗男候補が、道内の複数の小選挙区で民主党候補を応援し『小選挙区は「民主党」、比例は「新党大地」』と叫びながら宗男ダッシュをしていたことが好影響を及ぼしたようです。
「北海道民主党王国」は「宗男票」のお陰だとしたらツライものがあります。
解散直後に別の記事にも書いたのですが、
参院で郵政民営化法案が否決され、解散が決まった直後に、民主党の議員が集まって(議員総会かな)岡田代表が挨拶する所がTVに映ってたけど、民主党議員の皆さんは笑顔のオンパレード。
郵政民営化より大事なことがあるとか言いいながら、民主党の議員はTVの中でみんな大笑いしていました。
菅直人元代表にいたっては、民営化法案否決、小泉自民党のつまずきがよほど嬉しかったのか、出演しテレビで、ひたすらニコニコながら、「解散の時に何故バンザイするのか」解説する余裕を見せていました。
民主党は「政権交代の千載一遇のチャンス」が来たとお祭り騒ぎで、浮かれていました。
「油断大敵、浮かれる無かれ」と小沢副代表あたりは考えていたのでしょうが、結局、あとの祭りです。
岡田後継選びがどう進むのか興味は尽きません。
Mensアバクロ ジーンズ Saranac Destroyed Boot DESTROYED DARK WASH
「「「「「「「「「「「「 ついつい怒ってしまう記事リンク 」」」」」」」」」」」」」」」
総選挙街頭演説に勤務時間中の弘前市職員が100人も、喝!
大阪市ヤミ専従問題で労組が1億1200万円“自主返還”とは不可解な
日航機「部品落下事故」と「国土交通省」(喝!)
朝日新聞社が、総選挙関連でミスを連発!
総選挙・新党記事虚偽報道の朝日新聞社に「新聞協会賞」
まるで、土日にあった「阪神」−「広島」戦の「広島」の戦いぶりのようでした。
特に土曜日に、10四死球、5失策で阪神に21対2で負けた「広島」を思わせます。
相手の強さもさることながら、自軍が招いたピンチでことごとく失点を重ねていました。
さて、そもそも、郵政民営化は小泉総理の30年来の専売特許ですが、民主党がお株を奪うチャンスはありました。
民主党代表選挙や総選挙の公約で、郵政三事業の民営化の必要性を訴え続けていた民主党・松沢成文衆議院議員(現・神奈川県知事)が、「超党派で勉強会を作って直接国民に訴えましょう」と小泉氏に呼びかけ、民主党議員が中心の「郵政民営化研究会」を立ち上げ、最終的には民営化への青写真を示した『郵政民営化論』(PHP出版 1999年)を出版するに至った経緯があります。
この「郵政民営化研究会」のメンバーは、ほとんどが民主党議員だったのですから、民主党は先の国会で郵政民営化に関する「対案」はすぐにでも出せたはず。
なのに対案を出せなかったのは、旧自由党のような右派勢力から、旧社会党の左翼勢力まで、あまりにも幅広い寄り合い所帯であったことと、旧民社党系労組、旧社会党系労組の組織票を無視できなかったことなど、民主党ならではの党内事情があるようですね。
結局、自民党から「民主党は郵政民営化に対案さえ出さなかった」と挑発され、選挙戦が始まってから郵政民営化について
* 枝野幹事長代理「郵貯・簡保を縮小し、8年間で8万人の人員のリストラをやる」
* 小沢一郎副代表「貯金と簡易保険は民営化の方向で考えるべきだ」
* 鳩山由紀夫民主党元代表「郵貯、簡保は基本的に民営化だ」
などの発言が次々と飛び出しました。
一方で、
岡田代表がテレビ番組で、「8万人リストラ」発言について、「枝野氏が8万人と言ったわけではない」と否定的見解を述べ、
川端幹事長も枝野氏の発言に対して「党としてはそこまで踏み込んでいない」と打ち消しに躍起になるなど、党内のブレが国民に透けて見えてしまいました。
また、自民党に提案した「1対1の党首討論」を拒否された際に、岡田代表が、「2大政党の時代だ。『他党もある』という形式的な理由で討論を逃げるのはやめてもらいたい」と、共産党や社民党などの存在を否定するがごとき発言をしたのもまずかった。
民主党から無視された共産党からは「増税を競い合う自民・公明と民主党」として消費税増税路線を攻撃され、社民党からも「自民と民主はカレーライスとライスカレーぐらいの違いしかない。」などと言われ、憲法改正への姿勢などを攻撃されました。
選挙結果を見ると、共産党が現状維持、社民党が議席を増やしましたが、本来民主党に流れるべき「反小泉票」を共産、社民に奪われたのかもしれません。
自民党優勢が伝えられる中、投票日3日前に「議員年金廃止」や「衆院比例区の定数80削減」などを掲げた「日本刷新・政治改革アクションプラン」を発表しましたが、時すでに遅し。
ろくに報道もされずに「プラン」は日の目を見ないまま投票日を迎えることになりました。
前週に発表しておけば、投票日一週間前の週末のテレビ討論でアピールできたのに、惜しいことをしました。
北海道内では民主党は比例代表の票数で一位を保ち、「民主党王国」の座を守ったとされています。
しかしながらこの現象は、比例区の新党大地・鈴木宗男候補が、道内の複数の小選挙区で民主党候補を応援し『小選挙区は「民主党」、比例は「新党大地」』と叫びながら宗男ダッシュをしていたことが好影響を及ぼしたようです。
「北海道民主党王国」は「宗男票」のお陰だとしたらツライものがあります。
解散直後に別の記事にも書いたのですが、
参院で郵政民営化法案が否決され、解散が決まった直後に、民主党の議員が集まって(議員総会かな)岡田代表が挨拶する所がTVに映ってたけど、民主党議員の皆さんは笑顔のオンパレード。
郵政民営化より大事なことがあるとか言いいながら、民主党の議員はTVの中でみんな大笑いしていました。
菅直人元代表にいたっては、民営化法案否決、小泉自民党のつまずきがよほど嬉しかったのか、出演しテレビで、ひたすらニコニコながら、「解散の時に何故バンザイするのか」解説する余裕を見せていました。
民主党は「政権交代の千載一遇のチャンス」が来たとお祭り騒ぎで、浮かれていました。
「油断大敵、浮かれる無かれ」と小沢副代表あたりは考えていたのでしょうが、結局、あとの祭りです。
岡田後継選びがどう進むのか興味は尽きません。
Mensアバクロ ジーンズ Saranac Destroyed Boot DESTROYED DARK WASH
総選挙街頭演説に勤務時間中の弘前市職員が100人も、喝!
大阪市ヤミ専従問題で労組が1億1200万円“自主返還”とは不可解な
日航機「部品落下事故」と「国土交通省」(喝!)
朝日新聞社が、総選挙関連でミスを連発!
総選挙・新党記事虚偽報道の朝日新聞社に「新聞協会賞」