子育てパパのブログ日記(Blog・Trek)

ブログをお引っ越ししました。


ブログをお引っ越ししました。 こちらにお越し下さい。
駒大苫小牧高校野球部長の暴力問題不祥事。大人社会が悪い!
デイリースポーツonline
 全国高校野球選手権大会で2連覇を達成した駒大苫小牧高校の野球部長(27)が3年生部員に暴力を振るった問題で、同校の教頭が被害者の部員に「(たたかれた回数を)3、4発にすれば秋の大会には出られるかもしれないが、それは事実を曲げることになるよな」などと、圧力ととられかねない発言をしていたことが24日、分かった。(中略)被害部員は「20回以上殴られたのは間違いない」と証言。この部員は札幌市内の病院で診察を受け、外傷性顎(がく)関節症と診断されたことも分かった。(以下略)
 今回の全国高校野球選手権大会は、内容がよく素晴らしい大会でしたが、「日本航空高校の暴力事件」「明徳義塾高校の大会直前の出場辞退」「中山文部大臣が開会式で野球留学を批判」「広島代表の高陽東ナイン発案の原爆忌の黙とうでの行き違い」など色々なことが起こった大会になりました。
 そして、優勝校の駒大苫小牧高校で起こった暴力問題

 駒大苫小牧高校で起こった一連の不祥事は申し開きできるものではありませんね。
 暴力を振るった野球部長が悪い。
 事実の開示を適正に行わなかった学校も悪い。
 被害者は怪我もしており、当事者にとって重大な問題であることは間違いありません。

 ただし、事実が情報公開される必要はありますが、テレビや新聞に連日大々的に取り上げられるべき問題なのでしょうか。
 もし、駒大苫小牧高校で起こった暴力問題が、(失礼ながら)卓球部だとか将棋部の全国大会での事件だったら、これほどメディアに大きく取り上げられるのでしょうか。
 このところ、毎日のようにおきる日航機のミスやイレギュラー運行、道路公団の官製談合事件などと駒大苫小牧高校野球部の事件を比べれば、どの事件に注目すべきは自明の理だと思います。

 野球というスポーツがポピュラー・メジャーあることや、娯楽が少ない時代から国民に広く愛されてきたという歴史的経緯から「高校野球」は人気が高く大々的に取り上げられていますが、シンプルに考えれば高校生の部活動の一つに過ぎないですよね。
 「高校野球に取り組む生徒のひたむきさが好きだ」と言っても、ほかの学生スポーツも変わりはありません。

 ではなぜ高校野球が別格扱いなのか?
 「高校野球」は、前述の理由で人気が高いと言うこともありますが、なにか高校野球そのものを権威づけたり、必要以上に神格化するから、単なる部活動が社会的な大事とまで取り上げられているのではないでしょうか。
 では、誰が高校野球を神格化するのか?
 「朝日新聞」「毎日新聞」というメディアが主催し、大きな資金が投じられてコマーシャリズムに乗っているために商品価値の担保として「大会の伝統と権威」を保持し続ける必要があるのかな。

 もう一つの主催者「日本高野連」も、高校野球大会の運営を司る「競技団体」にすぎないのに、「朝日新聞」「毎日新聞」という巨大なスポンサーをバックにした「高野連」自身がアマチュアリズムを所以にして大きな権威を維持し(意識的か無意識かは別にして)続けている。

 日テレ系ドラマ「女王の教室」の劇中で「連帯責任」を強く打ち出して子供を管理しようとする鬼教師のような「高野連」が運命を左右できる状況の下では、参加校側に何か都合の悪いことがおきたとき、必要以上に萎縮するか取り乱すかして不祥事を隠蔽しようという動きが出るいるのではないでしょうか。
 また、高校野球という「権威ある大会」であるが故に全国的に取り上げられることが容易に推測でき、関係者が平常心でものを考えることを困難にしているのではないでしょうか。

 高校野球が国民から特段の愛情・興味を持って見られることは喜ばしいことですが、関係者が金縛りになるような状況は解消して、子供たちが伸び伸びと野球に取り組めるような環境を作ってあげたいものです。

 とにかく、ここ数日、罪のない駒大苫小牧高校野球部員が苦しんでいるであろうと思うと言葉がありません。
 連日メディアが押し掛け、まるで犯罪者になったような気分の生徒も居るに違いないと思います。

事を起こしたのも大人。
 事を大きくしているのも大人。
 不可思議な権威に踊らされ、踊っているのも大人
 高校生の心に暴力を振るっているのも大人。


 混乱を大きくしてしまった大人は、このような状況を一日も早く沈静させ、駒大苫小牧高校野球部員達を苦しみから解放してあげて欲しいと思います。

 Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 教頭も不適切言動、駒苫に反省と謝罪要求…高野連
教頭も不適切言動、駒苫に反省と謝罪要求…高野連 第87回全国高校野球選手権大会で連覇した駒大苫小牧(南北海道)の野球部長(27)が部員に暴力を振るっていた問題で、日本高等学校野球連盟(高野連)の田名部和裕参事は25日、学校側からの報告書について、30日までに提出されなかった場合、同校の秋季北海道大会出場の道が閉ざされることを明らかにした。また、同校の教頭が、殴られた部員に事情を聞いた際、「(殴った回数を)3、4発にすれば、後輩たちは秋の大会に出られるかもしれない」などと言ったとされることに関して、不適切な言動として、北海道高野連を通じ、反省を求める指導を学校側に行ったことを明らかにした。田名部参事は「高校野球に対する認識が全く出来ていない」と指摘した。
 フーム???「高野連」自身も一度冷静に「高校野球に対する認識」なるものを考えてみてはどうかと思います。

ミツギロン 雨水タンク50L [EG-24]
ミツギロン 雨水タンク50L [EG-24]


ダイヤ ダイヤ ダイヤ  教育問題記事リンク ダイヤ ダイヤ ダイヤ
「女王の教室」で”起立、礼、着席”
「女王の教室」論争って?
日経新聞の教育問題を読んで
学力低下
中山文科相が開会式で野球留学批判―自分を生かすとは?

「「「「「「「「「「「「 ついつい怒ってしまう記事リンク 」」」」」」」」」」」」」」」
 日航機「部品落下事故」と「国土交通省」(喝!)
 菊間アナと、日航機の8200m緊急降下事故
小矢部市の小1水死事件と、菊間アナ未成年飲酒事件
コラッ!毎日新聞、原爆黙とう記事で高野連に謝罪
菊間アナと、「ヤミ専従」と、ユニセフからピンハネした「経済産業省」

| HOME | 教育・子育て・学校 | 17:31 | comments(3) | trackbacks(3) |

TBありがとうございました。実は海外出張をしていて、完全に今回の甲子園は見逃したので残念でした。それにしても、高陽東高を巡る話はあきれるしかありません。生徒たちはそんな大人社会を横目に、成長していって欲しいですね。ある意味生徒たちはあまり心配ではありません。大人社会の方こそほんとうに心配です。
| わにぞう | 2005/08/26 11:59 PM |
はじめまして!
経営アドバイザリーの加藤と申します。
分野外の件ですが私も同感に感じ、コメントしました。
TBさせていただきました。
| MA加藤 | 2005/08/29 1:34 PM |
まったくもってわからないですよね。
http://www.spookies.tv/
http://ackier.com/
http://www.xnovas.com/
http://www.buyincoppell.com/
http://www.jnjkjh.com/
http://www.cybtel.com/

何が本当に大切なことなのか。
そんなことを考えていたら頭がおかしくなってきちゃいそうです。

ちょっと違う世界を生きているような感じの今日この頃です。


| 優良出会い | 2011/10/30 4:38 PM |









http://picard.blog.bai.ne.jp/trackback/15402
駒大苫小牧への最終処分を受けて感じたこと
この夏の甲子園優勝校「駒大苫小牧」の部長暴力事件が決着を見たようです。 結論は部への警告・部長への謹慎ということで、肝心の優勝については「有効」とされた。 といっても、とても悲しい事件でしたね。私の息子(高2)もある程度のレベルを持つサッカー部でサッ
| MA加藤の社長ダイアリー | 2005/08/29 1:44 PM |
よかった、駒大苫小牧の選手たち
子育てパパさんが記事で紹介してくれて、今回の甲子園は、広島のことを含めていろいろなことがあった大会だったことがわかりました。ちょうど大会の開始の前日に日本を出て、帰ってきたのが決勝戦の翌日。ということで、完璧に甲子園のない夏を過ごしてしまいました。こ
| わにぞう日記 | 2005/09/01 12:39 AM |
2005年高校野球秋季関東大会組み合わせ決定
  第58回秋季関東地区高等学校野球大会 期間:平成17年11月3日(木)〜11月7日(月)雨天順延 場所:群馬県内の県営敷島球場、高崎城南球場 【11月3日の試合】 1.文星芸大附(栃木1位) vs 東海大相模(神奈川2位):敷島10:30〜 2.東海甲府(山梨1位) vs 前橋(群
| なんとなくやる | 2005/10/30 1:16 AM |

ブログをお引っ越ししました。 こちらにお越し下さい。
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
ブログをお引っ越ししました。 こちらにお越し下さい。  
infoseek
+ 記事の分類です
+ 過去の記事です
+ Thanks−COMMENTS
+ Thanks−TRACKBACK
+ LINKS
+ PROFILE